平成27年度助成先「NPO法人アミューズおひさま」事業報告

  • 2016年09月01日

特定非営利活動法人アミューズおひさま(宮城県仙台市)

「高齢者のための元気スマイルライフ~その人らしく活き活きと」

 1.事業の目的とその背景

私たちが活動する地域は高齢者が急速に増えていて、お独り暮らしの方、認知症に不安を持っている方、震災による被災で仮設住宅に住まわれ、生活再建への不安を抱えている方などへの支援が急務となっています。その方々が、健康寿命を延ばすこと、その人らしくいきいきと生活することで、課題を少しでも解決していかなければならないと考えます。そこで次の2点を目的に事業を実施いたしました。

 ・健康で生き生きと暮らすことの学びを提供します。

 ・居場所づくりの開設を行い、孤立予防・楽しみを見つけて活動・世代間交流を提供します。

 2.事業の内容

①5月 開設に向けて準備、広報開始

②居場所づくりの部屋を開設『楽レク』 全72回ほど開設

・各回 1~2時間程度 参加者3~10名

・スタッフを2~3名おく(認知症サポーターも配置)

・内容:交流、脳トレ(ゲーム・プリント・クイズなど)、制作(子育て世代へ提供)、軽体操、お茶のみ、歌唱  ※制作の成果物を子育て支援活動で親子へ提供

③講座 

 ・ゆったり運動フェスタ 6月17日 参加者36名

 ・被災高齢者による踊りの披露 10月28日 参加者10名

 ・シニア男性のための介護予防教室 3月23日 参加者5名

 ※宮城野中央市民センターで実施 ※関係機関:市民センター、体育振興会、地域包括支援センター、健康増進係

④関係機関連絡会・支援者会議・企画会議の実施 全11回

⑤参加対象:高齢者(みなし仮設・復興公営住宅・自力再建被災者を含む)

 3.事業実施にあたっての工夫点とその効果

高齢者福祉の視点をスタッフで共有し、関係機関の専門支援とも連携して事業の実施にあたりました。

居場所づくりの事業実施をしていく中で、課題やニーズが分かり、実施に反映させました。参加高齢者の年齢も60代から90代までと幅広く、また心身の健康にも差異がありました。少人数の集まりを実施していく中で、この差異が大きく違わない仲間の集まりとなっていきました。そこで、内容も参加メンバーによって変えてそれぞれがそれなりの楽しみや達成感を持っていただけたと思います。中には専門支援が必要な方もいらっしゃったので、包括支援センターにもサポートしていただきました。講座は、関係機関と連携して行えたので、より効果的に実施できました。

4.全体的所感、終了しての感想

参加者が継続して来てくれたことは居場所を求めていたのだと感じました。ディサービスなどに入っていない方々が、身近な地域で楽しく心身の健康を保っていけるこのような場所は、法改正されて制度が変わっていくこれからは益々必要なことだと感じました。独居の方も多く、中には認知症、軽うつ、精神疾患の方もおられました。この集いでは被災者同士、独居高齢者同士が普段の生活においても助け合える仲間づくりも達成できました。皆さんから継続支援の要望があり、関係機関と検討して、規模を縮小させて居場所の集いと健康フェスタの実施に向けて準備しております。助成金をいただいたことで多くの高齢者の孤立を阻止できました。

 

◆特定非営利活動法人アミューズおひさま

代表理事 平塚 香代子

〒983-0836 仙台市宮城野区榴岡5 みやぎNPOプラザ内

TEL/FAX:022-291-1916

mail:ohisamakids@gmail.com

 

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