平成27年度助成先「けやきグループ」事業報告

  • 2016年09月01日

けやきグループ(宮城県仙台市)

「将監地域の居場所づくり“ほっとサロン将監”」

 1.事業の目的とその背景

・2025年の超高齢社会に向けて介護保険制度が改正され、介護度の高い人は専門家に任せ、介護度の低い人は地域全体で支えていく方向性が示されました。そこで、高齢化率の高い地域で、一人暮らし高齢者の孤立を防ぎ、元気高齢者の活動場所として住民主体の「居場所」があったらいいなぁと思い、社協や町内会、老人憩の家運営委員会等に呼びかけて活動を始めました。

・出会い、ふれあい、学び合う場所にするために、栄養バランスのとれた手づくりの食事を用意し、食べておしゃべりしながら知り合いになり、自然に仲間づくりをしていくことを目的としました。

 2.事業の内容

・6月から毎週1回(木曜)10時半~14時半までサロンをオープン。誰でも出入り自由、好きな時間に来て、おしゃべりやふれあい会食を楽しみ、好きな時に帰るスタイルで、ランチ(400円)、お茶やコーヒー(100円)を提供しています。

・男性も女性もおしゃべりや食事を楽しみながら、第2木曜は軽い運動、第4木曜は絵手紙講座を行っていますが、時には地域住民の特技の発表の場として手品や演奏会等があり、元気高齢者のボランティア活動の場にもなっています。

・これまで38回活動し、一般とボランティア参加者数は延べ820人でした。

 3.事業実施にあたっての工夫点とその効果

Ⅰ.広報

幟やイーゼルを置いてカフェやサロンの雰囲気を出すように努めました。また、年に数回、2500枚のチラシを全戸配布したことで、徐々に地域に周知されてきたことを実感しています。

Ⅱ.食事の提供

20食限定ですが、ふれあい会食にしたことで、食事を目当てにいらっしゃる方もいて孤立防止・孤食防止になったと思います。

Ⅲ.テーブルに花

一輪挿しで雰囲気づくりをしたことで、和やかな雰囲気を醸し出し、花談義に話が弾みました。

Ⅳ.多様な講座を企画

ただのお茶飲みの場ではなく、情報提供の場でもあり、学びの場でもあることが自然に伝わったように思います。

 4.全体的所感、終了しての感想

地域にはみんなの居場所が必要であることを実感しました。特に、一人暮らしや子供と住んでいても会話が少ない人にとっては、常設型の居場所に行けば誰かとおしゃべり出来る、自分を笑顔で待ってくれている人がいるということで、生活に張りが生まれているようです。また、ボランティアにとっても、自分の存在が役に立っていると実感することで社会参加の一歩となり、地域に関心を寄せるきっかけとなったようです。各地域に、市民の力でこのような「居場所」がたくさん生まれることを願っています。そして、活動を始めるには「人」「もの」「金」が必要なので、助成金を活用させていただいたことに感謝しております。

 

◆けやきグループ

代表 齊藤 幸子

〒981-3132 仙台市泉区将監1-11-12

TEL/FAX:022-773-0749

 

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