平成29年度助成先「特定非営利活動法人 おひさまくらぶ」事業報告

  • 2018年08月07日

特定非営利活動法人 おひさまくらぶ(宮城県仙台市)

1.事業名

高齢者サロン「あがらぁいん」をさらに地域の居場所として

2.事業の目的とその背景

仙台市郊外の当地域も高齢化が進み、高齢者のみの世帯や一人暮らしの世帯が多くなってきました。高齢になり移動手段が限られたり、体力的に厳しくなったりした方たちが家に引きこもりがちになっている様子も見受けられます。また、制度の改正により介護度の低い方を地域で支え合うしくみ作りや、元気な高齢者が地域で活動する場も求められています。気軽に集まって楽しく食事をしたり情報交換をしたりできる地域の居場所に通うことによって、参加者もボランティアも孤立や孤食を防ぎ、ともに見守り支え合って、いつまでも住み慣れた地域でいきいきと暮らし続けられるようにと願い目的としています。

3.事業の内容

毎週木曜日の午前11時~午後2時に開催。昼食を共にし、軽体操や健康講話・趣味の講座を設ける日もありますが、スケジュールは決めずに時間内の出入りは自由としています。お茶の時間にはドリップしたコーヒーとおやつをお出しし、参加費は昼食・おやつ付で500円、お茶のみは無料です。予約制ではないので、「病院を受診した後ご飯の時間に間に合ったわ」とか、「お茶の時間だけ来たの」とか気軽に参加していただいていて、送迎の希望にも別途応じています。対象期間に41回開催し、参加者は延べ392名、送迎利用者は166名でした。

4.事業実施にあたっての工夫点とその効果

開催日には外にのぼりを立ててご近所にアピールし、初めて来る方には目印になっています。食事は全て季節感のある手作り料理で、はっと汁や芋煮などの郷土食メニューでは故郷の話や子どもの頃の話で盛り上がり、皆で餃子を包んだ時には個性豊かな餃子の数々に場が和みました。また、合唱や詩吟をするための歌詞カードのコピーやカセットデッキの準備など、やりたい事の支援をしています。「ここでは自分のありのままを皆が受け入れてくれる」と感じて下さっていると思います。



5.全体的所感、終了しての感想

いつも顔を合わせる方がしばらく見えないとどうしたのかしらと心配したり、先日は、卒寿を迎える方をお祝いしたいからと事前にケーキの購入をスタッフに頼まれ、サロン当日には皆さんで集金されていました。互いに気づかない、見守る関係に発展してきていると感じています。長年住み慣れた地域に気軽に通える居場所があることで、参加者もボランティアも孤立を防ぎ心身の健康を保っていきいきと暮らせる事を実感しました。このようなサロンがあちこちで開かれ、皆が安心して年を重ねられるようにと願っています。私共もこの活動を継続して、地域福祉の向上に寄与していきたいと思っています。

 

◆特定非営利活動法人 おひさまくらぶ

代表 近藤 明美

仙台市泉区高森7-32-16

TEL:022-342-6027

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